
土木学会の2024年度「土木学会賞」の各賞が発表され、13日に東京都内で表彰式が行われた。鉄道関係では技術賞(Ⅰグループ)2件、同(Ⅱグループ)4件、国際貢献賞1人、技術功労賞1人が選ばれた。
各賞の受賞件名と受賞箇所は次の通り。【記事提供:交通新聞】
【技術賞(Ⅰグループ)】
「線路データのプラットフォーム構築によるメンテナンス連携」(JR東日本、日本線路技術〈NSG〉、小田急電鉄、東急電鉄、東京地下鉄〈東京メトロ〉)▽「大阪・関西万博に向けた埋立て地盤での開削トンネルと泥土圧シールドの施工」(大阪市高速電気軌道〈大阪メトロ〉、大阪港湾局、大林・熊谷・東急・東洋特定建設工事共同企業体)
【同(Ⅱグループ)】
「北陸新幹線(金沢・敦賀間)の建設(連接型都市圏の機能強化と三大都市圏との新たな交流の創出)」(JR西日本、鉄道建設・運輸施設整備支援機構)▽「東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の鉄道高架化(初めて特別区が事業主体になり、ミニ連立採用で早期に踏切解消を実現)」(東武鉄道、東急・東武建設共同企業体、大成・東武建設共同企業体、鹿島・東武谷内田・熊谷・東鉄建設共同企業体、大林・東武・鉄建・戸田建設共同企業体、東日本総合計画)▽「御茶ノ水駅改良(周辺エリアと一体となり困難を克服して進めたバリアフリー化と駅前広場機能整備)」(JR東日本東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、鹿島建設・大成建設共同企業体、東鉄工業東京線路支店、日本ファブテック、駒井ハルテック、JR東日本コンサルタンツ)▽「新潟駅付近連続立体交差化を核とした駅周辺整備事業」(JR東日本上信越建設プロジェクトマネジメントオフィス、新潟市)
【国際貢献賞】
熊本義寛JR東日本国際事業本部インド高速鉄道部門シニアフェロー
【技術功労賞】
工藤伸司JR東日本コンサルタンツ技術本部照査室担当部長
【記事提供:交通新聞】