
JR東海、ジェイアール東海不動産、ジェイアール東海ホテルズと米ホテル大手のヒルトンは11日、JR東海グループが運営するホテルアソシア高山リゾート(岐阜県高山市)を改装し、来年秋にリブランド開業すると発表した。
新しいホテル名は「ヒルトン高山リゾート」で、県初となるヒルトンのフラッグシップ・ブランド「ヒルトン・ホテルズ&リゾート」として開業する。運営はジェイアール東海ホテルズが行い、「世界水準のホスピタリティを持つヒルトンと提携することで、お客さまにさらに上質な宿泊体験を提供する」としている。
客室数は283室を予定。改装により、既存の70平方メートルのスイートルームに加え、90平方メートルのスイートルームを新設する。また、「ヒルトン・オナーズ」のダイヤモンド会員や、特定の客室に宿泊した客などが利用できる「エグゼクティブラウンジ」やフィットネスも新設する。
JR東海の丹羽俊介社長は「ヒルトンと提携することで、国内外を問わずこれまで以上に幅広くお客さまを高山に招き、その魅力を感じていただきたい。ヒルトン高山リゾートを含め、鉄道輸送や観光キャンペーンなどグループ全体のさまざまな取り組みを通じて、地元の皆さまと一緒に沿線のさらなる魅力向上に努める」とコメントしている。
ホテルアソシア高山リゾート(290室)は1994年7月に開業した。