
和歌山県がまとめた「観光客動態調査」によると、2024年に県を訪れた観光客は約3273万1千人で、前年比2.5%増だった。このうち、外国人宿泊客はコロナ禍前を上回り、過去最多を記録した。
夏季に猛暑や南海トラフ地震臨時情報の発表による影響はあったものの、外国人観光客が好調だったことなどが増加の要因とみられる。
日帰り客は同2.4%増の約2766万7千人、宿泊客は同2.9%増の506万4千人。このうち、外国人宿泊客は同33.2%増の51万293人と、これまで最多だった50万1844人(19年)を上回った。
国別にみると、最も多かったのは中国人で、12万3026人(前年比106.8%増)。次いで、香港の4万9018人(同17%減)、台湾4万5355人(同22.1%増)など。
主要市町村の外国人観光客は次の通り。
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