
1955(昭和30)年の開業以来、立山黒部アルペンルートの玄関口として町民の暮らしと観光を支えてきた富山地方鉄道(地鉄)立山線の終着駅「立山駅」が7月1日、開業70周年を迎える。これを記念し、立山町では「鉄道の記憶と立山駅への想いをつなぐ」をテーマとした記念事業を展開。現在、クラウドファンディングを通じて広く支援を募っている。
予定しているプロジェクトは、「立山駅70年の歩み」と題し、駅の歴史や沿線風景、富山地方鉄道の貴重な資料を集めた特別映像を、7月1日から立山観光案内所などで上映。
また、8月11日の「山の日」には、立山や地鉄の魅力を紹介する記念ブースを同所に出展する。これらの取り組みは、クラウドファンディングによる支援額に応じて、実施内容の規模を決定する。
地鉄立山線、立山駅に関する昔の写真も募集。専用フォーム(https://logoform.jp/form/BsAJ/1005403)にアップロードすると、同町の広報誌「広報たてやま」や記念動画、同プロジェクトの特設サイトなどに活用される。