
日本旅行は1日、三菱商事が運営するふるさと納税サービス「どこでも納税」の取り扱いを全国11支店で始めた。顧客が店頭で旅行を申し込む際、同サービスを使って対象自治体に寄付をすると、旅行代金の精算に利用できる「地域限定旅行クーポン」を返礼品として発行する。
第1弾として、北海道釧路市、同紋別市、東京都渋谷区、神奈川県横浜市、福岡県福岡市、沖縄県石垣市の6自治体への寄付を受け付ける。
顧客はこれら対象自治体への旅行を申し込んだ際、店舗設置のQRコード「どこでも納税」ページで自治体への寄付を行うとともに、発行されたクーポンを利用して旅行代金を精算する。
サービスの導入店舗は新浦安、東京統括、浦和コルソ、横浜ポルタ、TⅰS金沢、TⅰS京都西口、TⅰS大阪、TⅰS三ノ宮、TⅰS岡山、TⅰS広島、TⅰS博多の各支店。
どこでも納税は店舗とともに、自宅のパソコンでも可能。日本旅行のホームページで寄付をしたい自治体と寄付額を選択すると、翌月末までに自宅へクーポンを配送。指定の店舗で旅行の申し込みとクーポンを利用しての代金精算を行う仕組み。
対象自治体は今後、栃木県那須塩原市、秋田県秋田市、愛知県常滑市などに拡大する予定。