
国土交通省は6月2日、2025年度の「手づくり郷土賞(国土交通大臣表彰)」の募集を開始した。同賞は地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本やそれとかかわりを持つ地域づくりの優れた取り組みを表彰するもので、今年で40回目。好事例を広く紹介することで、全国各地での個性的かつ魅力ある郷土づくりに向けた取組の推進もめざす。
募集するのは、初めての応募となる「手づくり郷土賞(一般部門)」と、これまでに受賞したもののうち一層の発展のあったものを対象とした「手づくり郷土賞(大賞部門)」の2部門。応募団体は、地域の社会資本を有効活用して地域づくりなどに取り組む活動団体が単体または共同で応募できる。社会資本を管理する都道府県や市区町村と共同で応募することも可能だ。
締め切りは8月1日で、応募資料を対応の地方整備局等に電子データで提出して応募する。受賞団体は学識者などからなる手づくり郷土賞選定委員会の審査を得て、12月以降に公表する予定。東京都内で受賞団体による活動の発表会・交流会も行う計画だ。詳細は国土交通省のホームページに記載されている。