富士マリオットホテル山中湖は6月1日、富士山の朝焼けをイメージしたスパイシーな「甲州ワインビーフと甲州味噌チリコンカンの富士山バーガー」を発売した。8月31日までの期間限定メニュー。価格は4000円（サービス料・消費税込み）。
山梨県南都留郡山中湖村に位置する同ホテルが、7月1日の富士山山開きを祝して開発したバーガーは、富士山型の特製ブリオッシュバンズにチリパウダーをふんだんに振りかけ、富士山の朝焼けの鮮やかな赤を表現した。
山梨の恵みたっぷり、スパイシーな一品
バーガーには「甲州ワインビーフ」と呼ばれる、きめ細かく柔らかい食感が特徴のブランド牛を使用。パティに加え、米と麦の2種類の麹を合わせたまろやかな味わいが特徴の甲州味噌を使ったチリコンカンを挟んだ。さらに「甲州富士桜ポークベーコン」や厚切りのモントレージャックチーズを重ね、日本一の高さを誇る富士山を表現した豪快な見た目に仕上げた。
付け合わせには山梨県道志村産のクレソンを使用したサラダとトルティーヤチップスを用意。特製のレモンドレッシングで爽やかな風味を加え、スパイシーなバーガーと好対照をなす一皿だ。
監修した村上俊明シェフは「チリパウダーを振りかけたバンズと、ピリッとスパイシーなチリコンカンの組み合わせは、暑い季節にこそ楽しんでいただきたい一品です」とコメント。「甲州ワインビーフや甲州味噌など、地元山梨の素材をふんだんに使用し、富士山の雄大さをボリュームたっぷりに表現しました」と強調する。
バーガーと合わせて楽しめる夏季限定のカクテルとモクテル（ノンアルコールカクテル）も同時発売。「Sunrise Orange」（1400円）は、オレンジリキュール「コアントロー」をベースに、オレンジジュースとグレープフルーツを組み合わせたカクテルで、夏の富士山を照らす朝日をイメージした鮮やかなオレンジ色が特徴だ。
またノンアルコール派には、地元山梨の桃ジュースとマンゴーの甘みに炭酸を加えた「peach mango oasis」（1100円）も用意。さわやかな飲み口が夏にぴったりの一杯となっている。
両メニューの提供場所はいずれもホテル内レストラン「Grill & Dining G」。バーガーの提供時間は昼11時から13時30分（ラストオーダー）、夕方16時30分から21時（ラストオーダー）まで。カクテル類は11時から21時（ラストオーダー）まで終日楽しめる。
村上シェフは「全国の皆さまに富士山の綺麗な朝焼けと、その恵みを味わっていただけたら嬉しいです」と期待を語る。
夏の山開きを祝して開発された富士山バーガーは、その形状と色合いで富士山の雄大さと朝焼けの美しさを表現。富士山の自然の恵みと山梨県の特産品を味わいながら、日本の象徴的な山の魅力を五感で楽しめる一品となっている。
富士マリオットホテル山中湖の客室
