
あいさつする倉富会長
九州7県や各県の交通事業者など108者が参画し、昨年4月に設立した九州MaaS協議会の第1回定時総会が5月26日、福岡市内で書面参加を含め約80者が出席して開かれた。【記事提供:交通新聞】
冒頭、会長を務める倉富純男西日本鉄道会長があいさつで、「政府が都道府県域を越えた広域リージョン連携の推進を主要施策の一つに掲げる中、九州MaaS(マース)の取り組みが各所から高く注目されている。協議会が九州の共通サービスを提供するプラットフォームにとどまらず、『官と民』『交通事業者間』『交通と交通以外の分野』の三つの共創を推進する組織として会員の役に立てるよう、引き続き事業を推進していきたい」と述べた。
議事では、2024年度収支決算などが報告され、本年度事業計画ではデジタルチケットの商品拡大、乗合タクシー・公共ライドシェアなどとの連携推進、観光資源の掘り起しに向けた各県でのワークショップ開催、海外向けPRも含めた共通プロモーション強化などに取り組むとした。
あいさつする倉富会長
【記事提供:交通新聞】