
JR東日本びゅうツーリズム&セールス(VTS)はこのほど、今年の夏に東北エリアの各地で開催される三つの花火大会に合わせ、上野駅発着の団体臨時列車を利用した旅行商品を発売した。往復どちらも団体臨時列車を利用することで渋滞を気にせず参加できる点が特長。花火大会の有料観覧エリアを確保しており(一部プランを除く)、事前の場所取りやチケット購入手続きが不要となっている。
今回の企画で対象となる花火大会は、7月26日の「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」、8月2日の「2025長岡まつり大花火大会」、8月30日の「第97回全国花火競技大会『大曲の花火』」。各商品で有料観覧席付きのプランを用意しているほか、団体臨時列車の乗車のみのプランも用意し、自分好みのスタイルで選択できる。
「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」行きのの商品では、90分間で約1万6千発の花火を有料観覧席から鑑賞できる。グリーン車指定席プランでマス席、普通車指定席プランでイス・テーブル席が用意され、柏崎名物の鯛(たい)めしの弁当も提供する。旅行代金は、大人1人3万5千円から。
「長岡まつり大花火大会」行きの商品では、長岡駅到着後、花火大会開始までの時間を自由に過ごせるのが特長。駅側有料観覧席が用意され、「NewDays」「NewDaysKIOSK」で使える千円分の利用券も付属されている。窓側確約プランや2人以上申し込みプランなど複数のオプションが用意されており、旅行代金は大人1人3万8800円からとなっている。
「大曲の花火」行きの商品では、秋田県内の観光も楽しめるよう設計。秋田駅から大曲駅までの列車は事前に選択可能で、観光地めぐりやグルメなど自分好みのコースを組むことができる。復路は大曲駅午前1時27分発のため、花火大会の最後まで観賞できる。約1万8千発の花火を有料観覧席(イス席)から楽しむことができ、旅行代金は大人1人4万7千円からとなっている。
これらの商品詳細は各商品ページで確認できる。