
日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の4月分を公表した。同月の小企業の売上DIは前月比6.0ポイント減のマイナス12.3と5カ月連続のマイナス水準となった。業種別では、非製造業6業種全てがマイナス水準となった。
DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は5月1~12日、同公庫取引先の小企業(従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満)1500社に行い、1278社から有効回答を得た。
サービス業が同17.8ポイント減のマイナス15.3、運輸業が同20.2ポイント減のマイナス11.0と、前月のプラス水準からマイナス水準に落ち込んだ。
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