
JTBと那須塩原市(栃木県)は、酪農を基軸とした観光振興などに関して連携協定を締結した。酪農は同市の主力産業だが、資材高騰、担い手の不足や高齢化などの課題を抱えている。課題解決に向けて、酪農と観光を掛け合わせて新たな価値を創造し、持続可能な地域づくりを目指す。
具体的には、(1)酪農従事者の課題解決につながる観光コンテンツの開発、磨き上げ(2)地域産品の6次産業化推進、国内外販路開拓支援(3)国内外におけるマーケティングプロモーションの実施(4)魅力ある酪農のまちづくり実現に向けた拠点施設の整備の検討―などを進める。