
西武鉄道の本年度鉄道事業設備投資計画は424億円(前年度計画334億円)。安全・安心なサービスをさらに追求し、「沿線価値向上」「デジタル化」「働きがい向上」を重点テーマに据え、各施策に取り組む。
安全・安心では、今後のホームドア設置駅の拡大に向けて、定時運転や乗務員負荷軽減の観点から定位置停止装置(TASC)を整備。列車が駅に停車する際、自動的にブレーキをかけて定位置に停止させる運転支援システムで、本年度から地上、車上に機器を設置する工事に着手。2027年度の池袋線池袋―小手指間、豊島線、西武有楽町線各駅への導入を目指す。【記事提供:交通新聞】
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