
日本銀行は5月20日、現行の国債購入減額計画に対する意見や要望を聞く債券市場参加者会合(20、21日開催)の説明資料を公表し、会合出席者が事前に表した主な意見を明らかにした。月間購入額を毎四半期4000億円減らし、終期(2026年1~3月)に3兆円程度とする計画について、「変える必要はない」と減額ペースの維持を求める意見が多くみられた。
日銀は、次回(6月16、17日開催)の金融政策決定会合で同計画を中間評価。今回の会合で出た市場参加者の意見も反映しつつ議論する。【記事提供:ニッキン】
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