
全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの4月の全国平均客室利用率は、83.6%で、前年同月比1.0ポイント増となった。
4月について、「全国的に桜の開花も宿泊需要に影響した月となった。北陸・甲信越地方は昨年北陸新幹線の延伸特需や、北陸応援割の需要が大きくあったことが要因で前年比減となった」「一方、前年比増となった関東、東海、近畿地方ではインバウンド需要に加え、入社式や新入社員研修などビジネス需要の取り込みもかなった」とANHA。
4月に開幕した大阪・関西万博の影響については、「関西地域では万博の特需が徐々に表れてきているとの報告を多数受けている」と話している。
調査は293軒から回答を得た。
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