西村さん（中央）、清水さん（中央左）、大嶋さん（中央右） ファイナリストの大学生7人
観光分野で活躍する未来のリーダーを発掘、支援するプロジェクト「全国学生観光大使２０２５」の最終選考会が5月31日、京都市中京区の壬生寺で開かれ、初代の全国学生観光大使のグランプリに京都市在住の同志社大学４年生、西村愛結（あゆう）さんが輝いた。准グランプリには学習院女子大学３年の清水ゆなさんと立命館大学４年の大嶋力（ちから）さんが選ばれた。
西村さん（＝写真中央）、清水さん（＝写真中央左）、大嶋さん（＝写真中央右）らファイナリストの大学生7人
同プロジェクトは、「京都観光おもてなし大使」や「日本茶アドバイザー」として和装文化や京都のＰＲ活動を行っている頭川展子氏が、「若者ならではの感性やアイデア、ＳＮＳでの発信力を生かして、京都だけでなく日本各地の観光の魅力を国内外に伝えて、地域活性化をサポートしてほしい」という思いで企画。全国のホテル・旅館内で和をコンセプトとしたスパ事業を展開しているクレドホールディングス（白井浩一社長）がメインスポンサーついて実施した。
左から、クレドホールディングス白井社長、初代全国学生観光大使の西村さん、「全国学生観光大使2025」ディレクターの頭川展子さん
全国の大学・大学院生約１００人から応募があり、動画配信プラットフォーム「ミクチャ」で開催された予選大会を勝ち抜いた７人の大学生が、最終選考会にのぞんだ。シンガーソングライター、国立大医学部生兼フレンチシェフ兼画家、アイドル、トライアスロン選手など多彩な顔を持つ７人のファイナリスト達が、自身の活動内容や日本の観光振興への思い、情報発信力などをそれぞれアピール。グランプリの西村さんは特技の書道で「花様年華」と書き、「大学では観光も学んでいる。人生で最も美しい、花の様に咲き誇る時期を日本の観光ＰＲ活動に捧げたい」と訴え、初代の全国学生観光大使に選ばれた。
書道の腕前を披露する西村さん
