
東武トップツアーズは6月7日、前日光醸造所(栃木県鹿沼市、小林一三社長)と連携し、発酵文化や農の営みを体験できるイベント「田植祭と自家製味噌(みそ)づくり体験in鹿沼」を実施する。観光庁の「地域観光新発見事業」に採択された、伝統酒造り文化の次世代継承を目指す通年プログラムの第1弾。
前日光醸造所は10年前に廃校になった上粕尾小学校をリノベーションした施設。地元産の鹿沼米と良質な水を用いた酒造りを行っており、蔵見学や酒造り体験を通じて地域文化を伝える拠点として注目を集めている。
イベントでは、伊勢神宮ゆかりの米「イセヒカリ」の田植えに加え、田植え前の豊作祈願の儀式にも参加。さらに、発酵の専門家である小林社長のレクチャーを受けながら、みそ作りにも挑戦する。
参加は誰でも可能で、親子での参加も歓迎。料金は大人6500円、小学生5300円(税込み)。第2弾は10月ごろに「収穫祭」、第3弾は来年1月に「オリジナル酒造り体験」を予定している。