
鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業10社の3月の販売概況によると、総取扱額は前年同月比23.6%減の2482億4707万円だった。6社が前年同月を下回った一方で、農協観光、阪急交通社は前年同月を24%上回った。
国内旅行は同30.7%減の1484億9187万円。半数が前年同月を上回った。農協観光(25.7%増)、阪急交通社(24.7%増)の伸びが目立つ。名鉄観光サービス(2.5%減)、KNT―CTホールディングス(4.7%減)は微減となった。
海外旅行は同5.4%増の679億2531万円。6社が前年同月を上回った。ジェイアール東海ツアーズ(22.3%増)、阪急交通社(21.4%増)の伸びが目立った。
外国人旅行は同13.3%増の239億2123万円で、5社がプラスとなった。阪急交通社(52.5%増)が大きく伸長したほか、JTB(23.7%増)、農協観光(23.3%増)も取り扱いを伸ばした。
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