
JR西日本金沢支社は16日、昨年1月に発生した能登半島地震の復興に向けた送客体制強化の一環として、同社の地域共生室内に「能登復興プロジェクトチーム」を6月1日付で設置すると発表した。和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会への参画、「今行ける能登」を後押しする取り組みなどを通して、能登への送客体制を強化する。
JR西日本は、能登半島地震からの復旧・復興に向けたさまざまな取り組みを展開している。七尾線、のと鉄道線については発災後早期に全線で運転を再開したほか、今年3月には七尾線の観光列車「花嫁のれん」を団体専用臨時列車として再開。能登への交通の確保と「今行ける能登」への送客の一端を担っている。
今回発表したプロジェクトチームは、こうした復興に向けた取り組みをさらに加速させるべく同社の「地域共生室」内に発足。各地域の復興に向けた取り組みに積極的に参画し、能登の地域産品やさまざまな情報を同社のリソースを活用して多方面に発信する。
具体的な取り組み内容は次の通り。
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