
DC決定のパネルを持つ(右から)川戸氏、三日月氏、財氏=大津港で
JRグループ6社と自治体が協働して実施する大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」について、2027年秋(10~12月)の開催地に滋賀県が選ばれた。5月15日、大津市の大津港BIWAKOモニュメント前で関係者が集まり、決定通知書の伝達式が行われた。
同県での開催は2000年1~3月以来27年ぶり、2回目となる。決定通知書伝達式では、JR西日本の財剛啓・京滋支社長から、三日月大造知事と川戸良幸・びわこビジターズビューロー会長に決定通知書が手渡された。
三日月氏はあいさつで「知事になって以降、JRグループさんとDCでお客さまを迎えるのが一つの大きな目標だった」と述べた。また、「前回のDCの時はJR西日本の社員で、滋賀県から来られた温泉旅館組合の方と広島の駅前で『滋賀県にお越しください』というPR活動をしていた」とのエピソードを披露するとともに、同日付で庁内にデスティネーションキャンペーン推進係を設置、本格的に準備をスタートさせる考えを示した。
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