
東武トップツアーズと東武トップツアーズ協定旅館ホテル連盟(旅ホ連、金谷譲児会長)、同運輸観光施設連盟(運観連、小野寺仁会長)は4月21~26日の6日間、3者の設立10周年記念行事「東武トップツアーズメモリアル in HAWAII」をハワイで開いた。会員ら約130人が参加。会社からは百木田康二社長、脇坂克也副社長、各国内センター長らが出席し、観光地の視察や文化体験を通じて3者間の親睦を深めた。
会員ら130人が出席した
年に一度、研修会として開かれるメモリアルだが、今回は5周年時と同様ハワイを開催地に設定。百木田社長は「坂巻伸昭前社長から『10周年もぜひハワイで』という話があった。私自身も駐在経験があり、皆さんに直接現地の魅力を体感してほしかった」と会の趣旨を説明した。
会の趣旨を説明する百木田社長
一行はハワイ諸島の中でも最大の面積を誇るハワイ島と、観光地として人気の高いオアフ島・ワイキキを巡り、各地の観光名所を視察した。ハワイ島では、コナコーヒーの歴史ある農園「グリーンウェルファーム」や、溶岩が冷えて砕けた黒砂が広がる「プナルウ黒砂海岸」などを訪問。また、世界有数の活火山である「キラウエア火山」の噴火の様子を観察するとともに、火山活動が鎮まるタイミングにも立ち会った。
コーヒー農園で試飲する様子
プナルウ黒砂海岸を散策
オアフ島・ワイキキでは、巨大なアートスポット「カカアコ・ウォールアート」や、ハワイ州の最高裁判所、アリイオラニ・ハレ前にある「カメハメハ大王像」を見学し、歴史や文化を学んだ。
24日夜には、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート(ワイキキ)で連盟合同の懇親会を開催。フラ・ダンスやハワイ音楽の生演奏を楽しみ、ハワイ独自の文化を体験。組織、支部の垣根を越えて親睦を深め、盛況に終わった。
フラ・ダンスを楽しむ一行
懇親会であいさつした両連盟会長は、「東武トップツアーズは話がしやすい(フラットな)関係性が強み。今回も多くの意見を交わしながら親睦を深める有意義な場となった。今後もさらなる盛り上がりに期待したい」(金谷会長)、「東武トップツアーズの経営理念『誇れる仕事を』は会社だけのものではなく、両連盟とその社員全体に関わるもの。この業界が楽しく、未来につながるものだと次世代にしっかり伝えていきたい」(小野寺会長)と意気込みを語った。
来年度のメモリアル研修会は国内で開催予定。
澄んだ海と空に囲まれた地で交流を深めた(ヒルトン・ワイコロア・ビレッジにて)