
日本旅行と日産自動車が発起人となり設立したグリーンジャーニー推進委員会が、新しいサステナブルな旅のスタイル「GREEN JOURNEY」(グリーンジャーニー)の中学・高校向け新事業「グリーンジャーニー for SCHOOL」をこのほど開始。第1弾が東京都の足立学園高校により、新潟県新発田市を旅行先に5月7日から10日にかけて実施された。
有機農業を推進する新発田市での田植え体験を通して、稲作の中干し期間延長による温室効果ガス削減について学ぶほか、農機メーカー・クボタによる「農業のカーボンニュートラルについて」、日産による「電気自動車を活用した地域課題解決」などの講座を実施。
講座は新発田市の廃校を活用したシェアオフィス「キネス天王」で行い、地域資源の活用についても身をもって学べるもの。現地への移動に環境面で優れる新幹線を利用。排出した二酸化炭素は同市内の農業生産者が創出したJ―クレジットを活用してオフセットするなど、旅行の随所に環境への配慮を学べる工夫を散りばめている。
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