栃木市立美術館で「大広重展」開催 東海道五十三次など200点を公開


 栃木市立美術館(栃木県栃木市)で4月12日から、「大広重展」が開催中。6月15日まで。

 江戸時代後期に活躍した浮世絵師、歌川広重の「東海道五十三次」や、晩年の最高傑作である「名所江戸百景」、広重の肉筆美人画、戯画など、200点の作品を公開。

 版木で浮世絵を刷る体験や、広重が愛用したプルシアンブルー色の紙と栃木市のイメージ画像を切り貼りして“蔵の街”を作るコラージュなど、ユニークなイベントも用意している。どちらも別途材料費、事前申し込みが必要。

 歌川広重は江戸時代後期に活躍した浮世絵師。定火消という役人の家に生まれながら、絵師になる夢を諦めきれず、歌川豊広に弟子入りして腕を磨いた。舶来の化学染料「ベロ藍(プルシアンブルー)」を用いて描かれた名所絵は、これまで主流だった浮世絵や役者絵に並んで、人気ジャンルとして確立した。

 観覧料は一般800円、中学生以下は無料。

 
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