
日本旅行の海外グループ会社TASKAL RESOURCES(タスカルリソーシーズ)は、日本からの短期海外出張者を対象とした危機管理サービス「出張110番」の提供をこのほど開始した。
3カ月以内の短期出張者を対象とした包括的な海外危機管理サービス。出張者はトラブルの内容に関わらず、専用アプリを通じて世界中どこからでも24時間365日電話やチャットで相談ができるほか、同社の現地駆け付けパートナーから実地でサポートを受けることも可能(世界140カ国以上対応、別途実費)。
日本側の企業などの担当者は出張者の安否確認を同社に依頼できる。専用アプリ「HAZARD Buster」のGPS機能を利用。災害による生き埋めや誘拐などの重大事案にも活用できる。
危険地域への出張者向けサービスとして、同社危機管理研究所が収集した情報をもとに独自分析を行った安全情報レポートの配布や、AIによる宿泊地の24時間モニタリングに基づく安全情報のプッシュ型配信を展開。
出張手配に同社の提携会社を利用する企業には、出張中の急な行程変更による航空券の新規手配や変更へ24時間365日対応する。
利用料金は1人当たり、外務省が定める危険度レベル0~1の国や地域への出張が1カ月4千円、同レベル2以上は1万6千円。