
JR九州は9日、2025年3月期連結決算を発表した。鉄道運輸収入や不動産・ホテル業の売り上げが増えたことなどから4期連続の増収となり、過去最高を更新。これに伴い各利益とも3期連続の増益。業績予想および24年度までの3カ年中期経営計画で掲げた最終年度目標の売上高4400億円、営業利益570億円はいずれも上回った。期末配当金は直近の配当予想から5円増の1株当たり51・5円を予定。次期も引き続き増収増益を見込む。
セグメント別では、全てにおいて増収増益。運輸サービスグループは、売上高1693億3700万円(前期比3・4%増)、セグメント利益121億8600万円(17・2%増)。単体の鉄道運輸収入は1512億4800万円(4・2%増)で、内訳は新幹線605億3100万円(5・2%増)、在来線907億700万円(3・6%増)。【記事提供:交通新聞】
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