
思い出の瞬間をラベルに、スマホの写真で簡単作成
メルキュール京都ステーションは5月12日、スマートフォンの写真でオリジナルラベルのドリンクを作れるサービス「Snap Drink」を導入した。宿泊客以外も利用可能。京都旅行の思い出や日常の一コマを、独自のボトルに閉じ込める新たな体験を提供する。
サービスはサントリー食品インターナショナルが開発。利用者のスマホに保存された写真を専用システムにアップロードし、フロントで印刷するだけで簡単にオリジナルラベルを作成できる。二重シール構造を採用しているため、飲み終わった後はシールとして再利用も可能だ。
利用方法は簡単。エレベーターホールに掲示されたQRコードを読み取り、好みの写真を選択。タイトルとコメントを入力後、表示されたQRコードをフロントで読み取れば完成する。ドリンクはウーロン茶とレモンスカッシュの2種類から選べる。価格は1本756円(税込)。
メルキュール京都ステーションの総支配人、佐藤智明氏は「館内での思い出はもちろん、京都旅行中のお写真や、ご家庭で撮ったペットやお子様の写真など、お客様の大切な瞬間をオリジナルラベルのドリンクにしていただけます」と語る。
同ホテルは、フランスのホスピタリティグループ「アコー」が展開する「メルキュール」ブランドの一つ。「平安京、貴族の遊び」をデザインコンセプトに、平安時代の貴族文化を随所に散りばめた内装が特徴だ。フロントでは恐竜ロボットがチェックインを担当するなど、ユニークな体験を提供している。
全225室を擁し、地下1階から地上10階の構造。1階にはレセプション、ロビー、レストランを配置。2階から10階が客室となっている。地下1階にはラウンジを設け、くつろぎの空間を演出している。