
旅館の前で情報交換する深水支店長(左)と竹下社長(4月22日、竹楽亭)
熊本第一信用金庫健軍支店(深水朋宏支店長=職員10人うち渉外担当4人)は、2016年の熊本地震とコロナ禍で被害を受けた旅館を伴走支援。補助金とつなぎ融資で資金調達を支援するとともに、経営会議参加や収支実績モニタリングで経営状況を把握する。地震から9年にわたり成長を支え続け、人気の旅館となった。
広東(熊本市、竹下隆仁社長)は、南阿蘇で旅館を経営。地震で建物が損壊したことを契機に、同信金の再生支援が始まった。健軍支店職員や経営コンサルタントが参加する経営会議を月一回開催。売上急減で融資条件が難しくなるなか、制度資金や補助金の活用を支援者が一体となって助言した。【記事提供:ニッキン】
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