
1位は那須温泉の老舗リゾートホテル
楽天グループは13日、「楽天トラベル バイキングやビュッフェを楽しめる人気の宿ランキング」を発表した。1位に輝いたのは栃木県の「那須温泉 ホテルサンバレー那須」。豪華な食材や地元特産品を使った多彩なメニューが好評を博している。
楽天トラベルによると、バイキングやビュッフェを含む宿泊プランの予約数は、2025年4月から9月の半年間で前年同期比約1.2倍に増加。食べ放題の満足感や、コストパフォーマンスの高さが旅行者の支持を集めているという。
ランキング1位の「那須温泉 ホテルサンバレー那須」は、3つのレストランで朝夕合わせて約100種類のメニューを提供。和食中心の「スカイホール」では、約20種類の具材を自由に盛り付けられる「よくばり海鮮丼」が人気だ。ライブキッチンでは天ぷらや焼き立てのアンガス牛グリルも味わえる。デザートも充実しており、那須高原プリンなど5種類から選べる。
2位には宮城県の「仙台 秋保温泉 ホテル瑞鳳」がランクイン。約1,000坪の広々としたレストランで、ずわい蟹や三陸の新鮮な海鮮料理など約80種類のメニューを楽しめる。仙台牛の鉄板焼や黒毛和牛タン握りなど、追加料金で注文できる一品料理も充実している。
3位は栃木県の「那須温泉 ホテルエピナール那須」。夕食だけで和洋中約100種類のメニューを用意。地元契約農家から毎日届く新鮮野菜や、季節限定フェアで旬の料理を提供している。ライブキッチンでの牛ステーキや天ぷら、華やかなスイーツも人気を集めているという。
ランキングトップ5の施設に共通するのは、ライブキッチンの充実ぶりだ。注文を受けてから調理する臨場感や、出来立ての味わいが好評を博している。また、地元食材の活用や、季節限定メニューの提供など、バラエティに富んだ食事内容も支持されている。
楽天トラベルは、バイキングやビュッフェプランの人気上昇について、「豪華で種類豊富な食事を存分に楽しめることや、コストパフォーマンス面での満足感から、旅行者の注目を集めている」と分析している。
ランキングの算出方法は、2024年5月から2025年4月までの1年間における「バイキング」「ビュッフェ」プランの宿泊実績を集計。対象は国内のシティホテルとレジャーホテルに限定している。