
なにわ一水(島根県・松江しんじ湖温泉、勝谷有史社長)はこのほど、旅館・ホテルなどアクセシビリティ(障がいや高齢者など全ての人が安心して利用できる環境)に優れた施設を選出する英国の表彰制度「Blue Badge Access Awards 24/2025」で、最優秀国際賞を受賞した。国内では初。同館が力を入れる浴室のバリアフリー化が高く評価された。
審査基準には、デザイン性や革新性、自由な発想などによって実現される卓越したアクセシビリティのほか、運営スタッフによる「思いやり」の姿勢も含まれ、今回は世界各国から71件のノミネートがあった。
同館は「今後も『誰もが安心して利用できる宿』であるために日々工夫を重ね、ユニバーサルツーリズムの先導役としての責任を果たしていく」と話している。