
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は9日、ゴールデンウイーク期間(4月29日~5月6日)の利用実績を発表した。国内線・国際線の総旅客数は両社ともに前年同期を上回った。
国内線の総旅客数は、ANAが前年同期比1.9%増の134万7223人、JALが同3.9%増の109万1282人だった。特にANAでは、現在開催中の大阪・関西万博の影響もあり、関西方面が前年比8.0%増と好調で、搭乗率も8割を超え、全方面の中で最も高い結果に。JALでも関西に加えて北海道、沖縄方面が人気を集め、いずれも前年を上回る利用実績となった。
国際線の総旅客数は、ANAが前年同期比10.9%増の25万7936人、JALが14.2%増の23万3094人。方面別では、両社ともに欧州およびアジア路線が順調に伸長した。