
トキエアは5月2日、日本で初めて「Ansett Aviation Asia社」のATRシミュレーターを利用した訓練を開始したと発表した。
新潟拠点の地域航空会社トキエア株式会社(本社:新潟県新潟市 代表取締役:長谷川政樹、以下:トキエア)は、日本で初めてAnsett Aviation Asia Co., Ltd.(台湾桃園市、以下:アンセット)のATRシミュレーターを使用し、運航乗務員の訓練を開始いたします。
Ansett Aviationは、オーストラリアに本社を置くパイロット訓練の世界的リーダー企業です。最先端の技術を備えた訓練施設は、オーストラリア・台北・ドバイ・イタリアにあり、トキエアが訓練を開始するのは、台湾の施設となります。
https://ansettaviationtraining.com/

トキエアは2024年春より、運航乗務員の訓練について高度な施設を使用し、効率的に訓練を実施するために、PILOTAGE合同会社(本社:神奈川県横浜市 代表:梶原秀典、以下:PILOTAGE)と連携し、アンセットの保有するATRのシミュレーター利用について検討して参りました。
アンセットは2025年4月8日、PILOTAGE支援のもと、訓練に必要な航空局(JCAB)のシミュレーターレベルD認定を取得、トキエアとしても訓練開始に必要な手続きを完了したため、2025年5月10日からアンセットでの訓練を開始していく予定です。また、このシミュレーターを使い、佐渡就航へ向けた訓練も計画しております。