
持続可能な都市づくりや観光促進がテーマ
シンガポールパビリオンは4日、2025年大阪・関西万博の会期中に開催予定のビジネスイベントの詳細を発表した。持続可能な都市づくりや観光促進をテーマに、5月から7月にかけて計11件のイベントを実施する。シンガポールの革新的なアプローチを共有し、国際的なビジネス交流を促進する狙いだ。
イベントは「持続可能で革新的な都市ソリューション」と「ライフスタイル」を主軸に据える。5月には環境意識と技術革新を融合した最新の発展に焦点を当てたビジネスイベントで幕を開ける。持続可能な都市づくり、循環型経済、クリーンエネルギーの推進といった具体的なテーマのもと、国内外の専門家が集い議論を深める。
6月から7月にかけては、シンガポール政府観光局がMICE誘致を目的とした商談会やネットワーキングイベントを開催。参加者はシンガポールの最新の観光体験や業界動向について包括的な情報を得られる。また、新たなビジネスの可能性を探る機会も提供される。
これらのイベントを通じ、シンガポールはアジア太平洋地域におけるMICE促進の一翼を担う存在として、より多くのパートナーシップ構築を目指す。シンガポール経済開発庁やシンガポール企業庁をはじめとする政府機関や業界の専門家と連携し、革新的なアプローチを共有する場としての役割も果たす。
イベントの具体的なラインナップには、5月12日の「SGスタートアップ・デモ・デー」を皮切りに、「未来を構築する:スマートで持続可能な、つながりのある産業エコシステム」(5月19日〜21日)、「シンガポールの強み:MICE、ビジネス、ウェルネスの融合」(6月26日)などが並ぶ。7月3日には「STB & SIA 旅行業界ビジネスセミナー」で締めくくる予定だ。
これらのイベントは主に招待制で実施される。詳細情報や最新の開催状況については、シンガポールパビリオンの公式ウェブサイト(https://expo2025singapore.sg/ビジネスイベント/?lang=ja)で随時発表されるという。