
北欧パビリオン、フィンランドの幸せな1日を演出
サンタやムーミン、サウナも登場 万博で多彩なイベント
北欧パビリオンは5月13日、2025年大阪・関西万博で開催する「フィンランド・ナショナルデー」の詳細を発表した。6月12日に実施される同イベントでは、フィンランドの幸福な時間を満喫できる多彩なプログラムを用意。本物のサンタクロースやムーミン、フィンランドサウナの体験など、子どもから大人まで楽しめる内容だ。
フィンランド・ナショナルデーは、北欧5カ国による北欧パビリオンの最後のナショナルデー。テーマは「フィンランドの幸福な1日」。世界一幸福な国として知られるフィンランドの魅力を存分に体感できる。
当日は、ストゥブ大統領夫妻や政府要人も来場予定。午前中にナショナルデーホールで公式オープニングセレモニーを行う。その後、北欧パビリオンにて様々なアクティビティを展開する。
目玉は、フィンランドから来日する本物のサンタクロースとの触れ合い。出版80周年を迎えるムーミンも登場し、来場者を出迎える。さらに、フィンランドの文化を象徴するサウナの体験コーナーも設置。本場の雰囲気を味わえる。
午後には招待制で「サステナブル・ライフスタイル―北欧スタイル」セミナーを開催。フィンランドのグリーンイノベーションや循環型ソリューションを紹介する。
夜のプログラムは「パーティー・ライク・ア・フィン〜ロック&ファッション〜」と題したイベント。サステナブルなブランドによるファッションショーと、フィンランドのアーティストによるライブパフォーマンスを融合させた内容だ。
注目のパフォーマーは、2023年ユーロビジョン・ソング・コンテストで話題を呼んだKäärijä(カーリヤ)。独自の音楽スタイルと圧倒的なステージングで観客を魅了する。また、4人組アカペラグループTuuletar(トゥーレタル)も出演。力強いボーカルパフォーマンスを披露する。
Käärijä(カーリヤ)
Tuuletar(トゥーレタル)
北欧パビリオン・フィンランド政府代表のニタ・ピルカマは「フィンランド流の幸せを体験していただく特別な機会。さまざまな産業や文化を結びつけ、記憶に残る体験を作り上げます」とコメント。幸福、サステイナビリティ、カルチャー、遊び心、そして未来へのビジョンを祝う1日になると意気込みを語った。
イベントの詳細や事前登録については、今後北欧パビリオンの公式ウェブサイトで案内される予定。8年連続で世界一の幸福度を誇るフィンランドならではのコンテンツを楽しめる貴重な機会。多くの来場者でにぎわうことが予想される。