
国土交通省は12日、2025年1月の鉄道輸送統計月報を発表した。旅客、貨物ともに前年同月比でプラスとなり、回復基調が鮮明になってきた。ただし、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では依然マイナスが続く。
旅客数、19億人超え 前年比3.8%増
鉄道・軌道の旅客輸送量は、総合計で19億1313万人となった。前年同月比3.8%増。旅客人キロでは344億人キロで、前年同月比4.7%増だった。
JR旅客会社の旅客数は7億1066万人で前年同月比3.3%増。このうち新幹線は3291万人で10.8%増と二桁の伸びを記録した。一方、民鉄(JR以外)は12億2477万人で4.1%増だった。
旅客人キロでは、JR旅客会社が221億1778万人キロで5.4%増。新幹線は94億1049万人キロで9.0%増と高い伸びを示した。民鉄は122億7679万人キロで3.6%増だった。
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