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古きを温めて新しきを知りたい
読売旅行の銀座への本社移転にあたって資料を整理していて、1999年の観光経済新聞の当社に関する記事を見つけました。親会社の読売新聞が創刊125周年なので、北海道キャンペーンを合同で展開する、という内容でした。読売新聞は昨年11月、創刊150周年を迎え、このキャンペーンを起源とする「ロマンの旅」は、再び北海道を送客先に選びました。
四半世紀前とは会社のかたちや旅行業界の在り様は大きく変わりました。それでも、変わらない、変えるべきでない企業としての個性はあります。黄ばんだ記事は、「今年も厳しいが、原点に返って踏み出すべきだ」という発言も紹介しており、私たちが今、「ツアー出発地を増やし『あなたの街から』の旅という強みを取り戻そう」と努めている思いと重なりました。
75周年を迎えられる観光経済新聞には、「古きを温める」機会を将来の経営者に提供する正確な報道を、引き続き期待します。