「ここでしか味わえない料理を」スペインと東京を融合、世界的シェフがストリングス東京の指揮官に


エグゼクティブシェフにジサース・ニノ氏が就任

 ストリングスホテル東京インターコンチネンタルは4月28日、新たにエグゼクティブシェフとしてスペイン人シェフのジサース・ニノ氏を3月1日付で迎えたと発表した。ニノ氏は国際的に16年以上のキャリアを持ち、ミシュラン3つ星シェフのマルティン・ベラサテギ氏のレストランでの経験も有する。ホテル内の全レストランを統括し、スペインのルーツと東京の魅力を融合させた新たな料理を展開する方針だ。

世界各地の高級ホテルで実績

 ニノ氏はこれまでスペインの5つ星ホテル「サンタ・マルタ」やコスタリカの「シェラトン・サンホセ」など、世界の名だたるラグジュアリーホテルやレストランでエグゼクティブポジションを歴任。地中海料理、北アフリカ料理、ラテンアメリカ料理など幅広いジャンルに精通している。特に旬の食材や地元の素材を活かす独創的なアプローチに定評がある。

 ミシュラン3つ星シェフのマルティン・ベラサテギ氏のレストランでの経験も持ち、世界トップクラスのシェフとしての地位を確立した。さらに「シックスセンシズ」などの高級リゾートでもシェフとして活躍。ハイパフォーマンスなチームを率いて、卓越したダイニング体験を提供してきた実績を持つ。

 今回の就任に際し、ジサース・ニノ氏は「ストリングスホテル東京インターコンチネンタルの一員となれることを大変光栄に思っています。東京のダイナミックな食文化には深く感銘を受けており、私のスペインのルーツと東京ならではの魅力を融合させた、ここでしか味わえない料理をお届けしたい」とコメントした。

革新的な料理哲学で新たな美食体験を提供

 同ホテルは品川駅港南口に直結するラグジュアリーホテルで、「Tokyo, personally orchestrated. 一人ひとりのゲストに奏でる、東京という音色」をコンセプトに掲げている。194の客室に加え、4つのレストランとカフェ&バーを擁する。ニノ氏はこれらのダイニング施設を統括し、革新的な料理哲学と卓越したリーダーシップにより、国内外のゲストに感動的な美食体験を提供していくという。

ストリングスホテル東京インターコンチネンタルはインターコンチネンタルホテルズ&リゾーツの一つとして、きめ細かなサービスと心のこもったおもてなしを提供。同ホテルでは今後、ニノ氏のリーダーシップと創造性によって、一層魅力ある美食の発信地として進化していくとしている。

厨房で腕を振るうジサース・ニノ氏

 
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