
表紙
まちあるき企画「Walkin’About」を主宰する著者による、まち歩きからこれまでの地域の営みを考察する「歩いて読みとく地域デザイン」の第2弾。
1100カ所のまち歩きを通して見えてきた“まちを読み解くヒント”が詰まった前作を経て、同書は地域経済に焦点を当てる。
農山漁村や町工場、百貨店や商店街、観光地のほか埋め立て地など、地域経済の視点からまちの成り立ちを観察すれば、人々の営みが浮かび上がるという。
地域に根差した企業が減少し、企業のスケール化が目覚ましい今日、地域のアイデンティティを守りながら経済活動を循環させる活路にも注目したい。
A5判、188ページ。定価税込み2200円。発行=学芸出版社。