
ヒルトンはこのほど、九州初進出となる「ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街」(長崎市)を2027年前半に開業すると発表した。世界64の国と地域で1千軒以上を展開する「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドとしては、国内で京都(22年開業)、横浜(26年開業予定)に続く3軒目。
新ホテルは、長崎駅から路面電車で約10分、西九州新幹線を利用すれば福岡から約90分と、観光・ビジネスの両面で利便性の高い立地に位置する。地上13階建て、延べ床面積は約1万5千平方メートルで、エリア最大級の313室を備える。
館内には、ブランド独自のダイニング「Together&Co」、24時間営業のセルフサービス店舗「&ToGo」などを設け、快適な滞在を提供する。
ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街は既存の「ヒルトン長崎」と合わせて、フルサービスとフォーカス・サービスの両ブランドを展開し、長崎エリアでブランド力を拡充する。建設は大和ハウス工業と共同で進め、5月着工を予定している。