
観光庁はこのほど、訪日外国人旅行者を対象に実施した、旅行中に困ったことを尋ねるアンケート調査の結果を公開した。調査は2024年12月13日から2025年1月22日まで、新千歳・成田・羽田・関西・福岡空港で、日本出国前の訪日外国人旅行者を対象におこなったもの。調査件数は4189件で、このうち中国・韓国・台湾・香港・米国の5台市場が各400件以上を占めた。回答者は20代・30代が6割以上を占めた。
調査によれば、旅行中に「困ったことはなかった」と回答した割合が前回の令和5年度調査比から約14.5ポイント増の51.1%となり、大幅に増加するとともに過半数を超える結果となった。
一方で困ったとの回答が特に多かったのは「ごみ箱の少なさ」(21.9%)と「施設等のスタッフとのコミュニケーション(英語が通じない等)」(15.2%)の2項目。ただし、両項目とも前回調査よりも改善している。
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