
台湾・宜蘭県の5つ星リゾートホテル「THE ARCHIPELAGO」(凱渡廣場酒店)
クレドインターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:白井浩一)は2月28日、台湾・宜蘭県の5つ星リゾートホテル「THE ARCHIPELAGO」(凱渡廣場酒店)に、ホテルスパ「庵SPA(アンスパ)凱渡店」をオープンした。同社にとって台湾では3店舗目となる施設で、その開業を記念し4月1日に現地で記者会見を開催した。
同施設は、三方を海に囲まれた自然豊かな宜蘭の大型リゾートホテル内に位置し、天然温泉と同じ棟に設置されているのが特徴だ。同社は「ヨーロピアン」「アジアン」「ジャパニーズ」「モロッカン」「ハワイアン」の5つのテーマ別ホテルスパを国内外で展開している。今回オープンした「庵SPA」はその中の「ジャパニーズ」ブランドで、日本のおもてなしをコンセプトにした純日本スパとなっている。
国際的評価を獲得した日本式スパ
「庵SPA」は国際的権威をもつ「ワールド ラグジュアリー スパ アワード 2024」を受賞。世界最高クラスの品質とサービスを提供するラグジュアリースパとして評価されている。今治タオルや信楽焼の茶器などの日本の伝統工芸品を使用し、セラピストの制服も着物をイメージするなど、徹底して「純日本」を追求しているのが特長だ。国内外のラグジュアリーホテル内には既に9店舗を展開中で、今回で10店舗目となる。
「庵SPA 凱渡店」は、天然素材と最先端サイエンスを融合させたスキンウェルネスブランド「エレミス」を用いた施術を、広々としたトリートメントルームで提供する。また、日本の植物を活かしたオリジナル精油や、日本の厳選素材で開発されたオリジナルコスメを使用。台湾では台北の2店舗に続く3店舗目の出店だ。
4月1日に行われた記者会見には、THE ARCHIPELAGO CEO林家漢氏、レストラン創作マネージャー江振誠氏、Preferred Hotels & Resorts エリアマネージャー黃凱迪氏、クレドインターナショナルのスパディレクター益田文香氏が登壇。THE ARCHIPELAGOが世界最大の独立系ホテルブランド「プリファード ホテルズ&リゾーツ」に加盟したことや、ミシュラン2つ星シェフによる火鍋レストランの秋オープンなども発表された。
クレドインターナショナルは、台湾での事業拡大に積極的な姿勢を示しており、今後3年間で台湾に10店舗の展開を目指すとしている。同社によると、台湾は健康・美容への意識が高く、日本ブランドを好む消費者が多いことから、今後さらなる成長が期待できるという。「庵SPA 凱渡店」の施術料金は、オイルトリートメント60分が5,000元(約25,000円)、エレミストリートメント90分が6,500元(約32,500円)からとなっている。
台湾・宜蘭県の5つ星リゾートホテル「THE ARCHIPELAGO」(凱渡廣場酒店)