
前年同月比23.5%増、インバウンド回復の兆し
国土交通省東北運輸局は4月30日、2025年2月の東北地方における宿泊統計を発表した。外国人延べ宿泊者数が30万7,820人泊を記録。前年同月比23.5%増となり、2024年1月に続いて30万人泊を超えた。インバウンド需要の回復傾向が鮮明になってきた。
各県の状況、ばらつきも
県別の内訳を見ると、宿泊者数が最も多かったのは宮城県の9万8,540人泊。続いて福島県5万180人泊、岩手県4万9,630人泊、山形県4万9,720人泊、青森県4万7,390人泊、秋田県1万2,360人泊の順だった。前年同月比では、青森県が45.6%増と最も高い伸び率を示した。一方、秋田県は14.1%増にとどまり、各県でばらつきが見られた。
全国シェアは微増
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