【EXPO2025特集】サウジアラビア、大阪万博で40以上のビジネスイベント開催


日本企業との連携強化へ

 サウジアラビア王国は5月24日、2025年大阪・関西万博の会期中に、同国パビリオン内で40以上のビジネスイベントを開催すると発表した。参加国間のビジネスチャンス創出や有意義な対話促進が目的だ。パビリオンはコネクティングゾーン西ゲート内に位置し、毎日9時から21時まで開館する。

 万博会期中の6カ月間で、合計150を超えるビジネスイベントがパビリオン内の「コラボレーション・ハブ」ルームで実施される予定。これらのイベントは投資、スポーツ、持続可能性、開発など多様なテーマを網羅し、サウジアラビアと各国のビジネス関係者間の交流を促進する場となる。政府代表からビジネスリーダーまで幅広い参加者が集まり、国際的なコラボレーションとイノベーションのハブを目指す。

 5月前半には注目イベントが複数開催される。8日には「キッディーヤ・スポーツ・モータースポーツ界の女性パイオニアたち」と題したパネルディスカッションとインタビューを実施。サウジアラビアの著名な女性アスリートであるマシャエル・アル・オバイダン氏(ラリードライバー)、ヤラ・アルボグバニ氏(テニス選手)、ドゥニャ・アブタレブ氏(テコンドー競技者、オリンピック選手)が登壇する。スポーツやモータースポーツの分野で活躍するサウジアラビア人女性の経験や挑戦について語る場となる。

 9日と10日には、アスィール地域開発庁が「アスィール:驚きが目覚める場所」や「過去と未来の間のアスィール建築」などの複数イベントを開催。この地域の多様な景観や豊かな文化遺産、戦略的な開発イニシアチブを紹介し、エコツーリズムやデジタルトランスフォーメーション、経済多様化の機会について議論する。

 15日には「クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」による「人間が主役の都市:より豊かな暮らしへ」と題したセッションも予定されている。2023年にサウジアラビア王国が国連人間居住計画と提携して立ち上げた「クオリティ・オブ・ライフ・イニシアチブ」について、南雲岳彦氏(スマートシティ研究所ジャパン共同設立者兼代表理事)、ノラ・アリュスフ氏(クオリティ・オブ・ライフ・プログラム・チーフ・グローバル・エンゲージメント・オフィサー)らが講演する。

 各イベントは日本語通訳付きで、写真撮影およびビデオ撮影も可能だ。参加を希望する場合は、各イベントのウェブサイトから登録した上で、サウジアラビア王国パビリオン事務局へメールで連絡が必要となる。詳細情報はサウジアラビア王国パビリオンの公式ウェブサイト(https://ksaexpo2025.sa/ja)や各種SNSアカウントから入手できる。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒