
公開テーマは「京の観音巡り」
京都商工会議所は、7月13日に実施する「第26回京都・観光文化検定試験」(通称:京都検定)の受験申込みを5月1日から開始した。今回の公開テーマは「京の観音巡り」で、西国三十三所観音霊場や洛陽三十三所観音霊場など京都の観音巡礼を通じて寺院の知識を深める内容となる。申込期間は6月1日まで。3級のみの実施だ。
京都検定は京都の文化や歴史の継承と観光振興、人材育成を目的に2003年に創設され、今年で22年目を迎える。これまで25回実施した検定試験には全国から延べ16万人を超える応募があり、現在も年間約7,000名が受験している。
検定では「歴史・史跡」「神社・寺院」「建築・庭園・美術」「芸術・文化」「生活・行事」など京都に関わるあらゆる分野から出題される。試験は7月13日10時から京都市内の施設で実施。受験料は個人の場合3,850円(税込)で、別途システム利用手数料550円が必要となる。
同会議所は京都の優れた文化を知り、次世代へ継承する人材育成のため、「小学生親子受験割引制度」も引き続き実施する。京都市内小学校在学の小学生の受験料を無料とし、保護者の受験料を団体受験料に割り引く特典がある。親子での受験を通じて絆を深めてもらうねらいだ。
企業や学校、団体などでは10名以上のまとめ申込みで受験料が2割引きになる団体受験割引制度も用意されている。申込み方法は個人の場合インターネットまたはコンビニ端末から、団体は専用の申込書式による。詳細は京都検定公式ホームページ(https://www.kyotokentei.ne.jp/)で確認できる。