
JR西日本グループは7日、ホテル運営会社を再編すると発表した。
JR西日本グループは、ホテル事業を経営・運営するJR西日本ホテルズに関して、同ホテルズを統括する、株式会社ジェイアール西日本ホテル開発を中心として、これまで地域と共に積み重ねてきた信頼をさらに成長、発展させるため、同社とホテル子会社4社(株式会社奈良ホテル、株式会社ホテルグランヴィア岡山、株式会社ホテルグランヴィア広島及び尼崎ホテル開発株式会社)について、合併による会社再編を行うこととしましたので、以下の通りお知らせします。
1.会社再編の目的
本再編を契機に、チェーンとしての競争力と格の向上、コンプライアンス・ガバナンスの対応強化を図
ることとし、これまで各社が地域と共に積み重ねてきた信頼と実績を活かし、経営基盤の強化とマーケティング力を高め、食・飲み物等の更なる向上を通じて「食のディスティネーションホテル」を目指すホテルチェーンとして、唯一無二の新たな価値やサービスを磨きます。これからも、旅の魅力や人と人、人と街のつながりを紡ぎ、JR西日本グループが掲げる「私たちの志」の実現、およびホテル事業のコンセプトである「この街いちばんの笑顔で寄り添いたい」を進化させ、西日本各地へのお客様の移動の促進と、地域の活性化に貢献し、お客様一人ひとりの心を動かす豊かな未来へつないでいきます。
2.会社再編の概要
(1)会社再編のスキーム
株式会社ジェイアール西日本ホテル開発を存続会社として、株式会社奈良ホテル、株式会社ホテルグランヴィア岡山、株式会社ホテルグランヴィア広島および尼崎ホテル開発株式会社を吸収合併しま す。
(2)合併期日
2025年7月1日(予定)
(3)存続会社が承継する権利義務
株式会社奈良ホテル、株式会社ホテルグランヴィア岡山、株式会社ホテルグランヴィア広島及び尼崎ホテル開発株式会社がそれぞれ有する権利義務のすべてを承継します。
(4)合併後の体制図
3.再編各社の概要
<再編前>
<再編後>
4.当期以降の業績に与える影響
本再編が連結業績に与える影響は軽微です。
JR西日本ホテルズについて
JR西日本ホテルズは、JR西日本グループとして、現在5ブランド、13ホテル(4,422室)を展開するホテルグループです。上質な旅の基点として、京都、岡山、広島など新幹線およびターミナル駅直結の安心感を基盤に、地域と共にお客様を魅了する「ホテルグランヴィア」、スマートな旅の基点として、京都、大阪、尼崎、富山駅への抜群のアクセスと先進的なサービスを提供する「ホテルヴィスキオ」、初代大阪駅の地に建ち、唯一無二の駅と鉄道の記憶を旅する「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」、創業1909年、時空を紡ぎ、今なおノスタルジックな世界観を提供する「奈良ホテル」、地域と旅人の縁をつなぎ、時間を忘れ夢中になれる空間があふれる「梅小路ポテル京都」により構成され、最近では、2025年3月、瀬戸内の玄関口に新たな旅の基点として、上質なひとときを提供する「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」が誕生しました。
<参考>JR西日本ホテルズのネットワーク
