
日本政策金融公庫はこのほど、全国中小企業動向調査の1~3月期分を公表した。同期の業況判断DIは、中小企業が前期から上昇、小企業が低下。景況について、それぞれ「持ち直しの動きがみられる」「持ち直しの動きに足踏み」と、判断が分かれる結果となった。
中小企業(原則従業員20人以上)の業況判断DIは、自社の業況が前年同期比で好転と回答した企業割合から悪化と回答した企業割合を引いた値(季節調整値)。
同期の業況判断DIは前期(昨年10~12月期、3.2)比6.0ポイント増の9.2。3期連続のプラス水準となった。
業種別では、宿泊・飲食サービス業が26.6と、前期(25.5)比1.1ポイント増。
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