
総務省はこのほど、サービス産業動向調査の2月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比7.8%増の4612億9300万円と6カ月連続で増加した。コロナ禍前の2019年同月比は20.1%増加。
サービス産業全体は前年同月比3.8%増の33兆5862億7200万円と40カ月連続で増加。19年同月比は10.9%増加した。
宿泊業の売上高の推移を見ると、昨年は5月、8月を除く月で前年同月比増加。5、8月もそれぞれ0.1%減、1.0%減と微減にとどまっている。今年1月は10.4%増と2桁増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店が前年同月比5.6%増(19年同月比13.8%減)の1兆3366億円。娯楽業(映画館、公園・遊園地、遊戯場など)が同0.3%増(同2.2%増)の2兆3051億3600万円。道路旅客運送業が同6.5%増(同5.9%減)の2262億6600万円。
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