
ホテルグレイスリー新宿、ゴジラVSキングギドラルーム誕生
開業10周年で特撮スタジオ風の客室を新設
藤田観光は4月24日、ホテルグレイスリー新宿(東京都新宿区)の開業10周年を記念し、最上階30階に「ゴジラVSキングギドラルーム」を新設すると発表した。東宝の人気キャラクターをモチーフにした新コンセプトルームで、特撮スタジオの世界観を再現。7月1日から宿泊受け入れを開始する。
新ルームは、開業時から人気を博している「ゴジラルーム」「ゴジラビュールーム」に続く新たな試みだ。コンセプトは「特撮スタジオ」。1991年公開の映画『ゴジラVSキングギドラ』をモチーフに、東宝による監修と東宝映像美術プロデュースによる空間演出が施されている。
客室に一歩足を踏み入れると、まるで映画監督になったかのような没入感を体験できる。対峙する形で設置された約1/50スケールのゴジラとキングギドラは、この部屋のために新規製作されたもの。ビルに見立てた椅子を動かし、照明や音響を調整して臨場感あふれる世界を楽しめる仕掛けも。バスルームやトイレにまで作品の世界観が広がっている。
同ホテルは2015年の開業当初から、世界初のコンセプトルームとなる「ゴジラルーム」や、ほぼ原寸大のオブジェ「ゴジラヘッド」を眺められる「ゴジラビュールーム」を展開。2023年12月には最上階30階を「ゴジラフロア」としてリニューアルし、さらなる魅力向上に努めている。
予約は4月24日16時から開始した。料金は2名1室で122,400円から(消費税・サービス料込み)で、変動型料金制を採用。公式ホームページからのみ予約可能で、宿泊月の3か月前の毎月1日に販売を開始する。既存の「ゴジラルーム」「ゴジラビュールーム」と同様、電話での予約は受け付けていない。
特撮スタジオをイメージした客室