国交省とタイ、都市鉄道・TOD開発で協力覚書


レッドラインのメンテナンス支援を明記

 国土交通省は4月30日、タイ王国運輸省と「鉄道及び都市開発分野における協力覚書」を締結した。両国間の連携をさらに加速させるもので、特にレッドラインのメンテナンス支援など都市鉄道分野と日本が強みを持つ公共交通指向型都市開発(TOD)に関する内容を充実させた。中野洋昌国土交通大臣とスリヤ・ジュンルンルアンキット副首相兼運輸大臣が署名を行った。

今回の覚書は2022年12月に締結した「鉄道分野における協力覚書」を更新・拡充する形で策定。タイトルも「鉄道及び都市開発分野における協力覚書」と改め、対象範囲を広げた。両国の政策や法令、開発制度などの相互理解を深めるとともに、特定分野における経験や技術を共有し、能力構築を相互に支援することが目的だ。

 協力分野は多岐にわたる。レッドラインのメンテナンスに加え、第二次バンコク首都圏都市鉄道マスタープラン(M-MAP2)、都市鉄道整備、高速鉄道、貨物鉄道輸送などの交通インフラが主な対象。さらに災害対策やグリーン交通対策、公共交通指向型都市開発(TOD)、鉄道研究開発なども含まれている。

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