
ベトジェット航空、名古屋・福岡とホーチミンを結ぶ新路線を就航
ベトジェット航空は4月24日、名古屋−ホーチミン線を開設した。翌25日には福岡−ホーチミン線も就航。これにより同社の日本−ベトナム間の路線は計10路線、週138便体制となった。両国間の交流促進とアクセス向上を図る。
ベトナム最大の都市ホーチミンから名古屋の中部国際空港への初便は24日に到着。翌25日には福岡空港への初便も運航された。搭乗客は到着時にウォーター・サルート(航空機が初就航する際に放水車で歓迎する儀式)で迎えられ、記念品も贈呈された。
路線拡大で両国間の交流促進
名古屋−ホーチミン線は週4往復で運航され、福岡−ホーチミン線は週3往復で運行される。これまで同社は東京(成田/羽田)、大阪、広島とハノイ/ホーチミンを結ぶ路線を展開していた。今回の新路線就航により、日本人旅行者はホーチミンでの文化体験に加え、フーコックやダナン、フエといった人気の観光地へのアクセスも容易になる。
ベトジェットは新路線就航を記念し、2025年12月31日までの毎週金曜日にエコチケット片道11,690円(税・手数料込)からのチケットプロモーションを実施する。対象搭乗期間は2025年12月31日まで(祝祭日を除く)だ。航空券はベトジェット公式サイトまたはモバイルアプリから予約可能。
同社は今年初め、航空会社の安全性と製品の格付けサイトであるAirlineRatingsにより「世界で最も安全な航空会社」に再選出された。燃費効率の高い最新鋭の航空機や多様な機内サービス、プロフェッショナルな客室乗務員による質の高い顧客体験を提供している。
両路線とも早朝名古屋・福岡発、深夜ホーチミン発のスケジュールで運航。ビジネス利用と観光需要の両方に対応する。日本とベトナムを結ぶ直行便の充実により、インバウンド・アウトバウンド双方の旅客増加が期待される。