
マレーシアパビリオン
マレーシア セランゴール州は5月5日~9日、大阪・関西万博内マレーシアパビリオンで「セランゴールウィーク」を開催する。同州から来日したプロのダンサーや職人による伝統工芸のショーやビジネスプログラムなど多彩な企画を通じて、来場者にセランゴールの魅力を発信する。
セランゴール州はマレーシアの中心に位置し、バツー洞窟やブルーモスク、スカイミラーなど観光スポットが点在する人気の地域だ。また、ビジネス面でも日本との親和性が非常に高く、今回の万博参加を契機にさらなる交流と連携の深化を目指している。同州の万博への参加は、デジタルトランスフォーメーションや持続可能な開発を推進する戦略に沿ったもので、ASEAN地域における経済推進力としての地位強化をも狙う。
マレーシアパビリオン
人気アニメとコラボしたPR動画も公開
イベント開催に向けて同州は、日本でも放映されている「メカアマト」で知られるアニメーション制作会社「モンスター・スタジオ」と協力し、特別な3Dアニメーションのプロモーション動画を制作した。今年4月28日に公開された30秒のこの動画では、「持続可能な未来を築く」をテーマにセランゴール州の魅力を紹介。最先端の映像技術とストーリーテリングを駆使し、セランゴール州のアミルディン・シャリ知事とメカアマトがセランゴールウィークを盛り上げるために力を合わせる様子が描かれている。
セランゴール州投資・貿易・モビリティ大臣のン・スゼ・ハン氏は「大阪万博でのセランゴールウィークは、セランゴールが投資先として魅力的な場所であり未来に備えた産業の中心地であることをご紹介する絶好の機会だ。今回のプロモーション動画は、セランゴールがビジネス・貿易・革新の理想的な目的地であることをしっかりと伝えている」と語る。
投資・貿易・モビリティ州大臣 YB Tuan ン・スゼ・ハン氏
プロモーション動画は、インベスト・セランゴールとモンスター・スタジオのYouTubeチャンネルおよびTikTokで視聴可能だ。インベスト・セランゴールは同州政府の投資促進機関で、マレーシアで最も発展し競争力のある州におけるビジネス成長と投資機会を提供している。同機関は1999年以降、6,730件以上の製造業プロジェクトを支援し、489,464件の雇用を創出、237.7億リンギット以上の投資を確保してきた実績を持つ。
プロモーションビデオ
セランゴール州では、大阪・関西万博で訪問者に強い印象を残せるよう準備を進めており、今後も情報発信を続けていくとしている。詳細情報はインベスト・セランゴールの公式サイト(https://www.investselangor.my/)で確認できる。