
JALは4月25日、2025年度の自社養成パイロット業務体験のエントリーを開始するとした。大学生や大学院生を対象に、パイロットの業務内容や一日の仕事の流れを体験できるプログラムを実施する。特別な知識や操縦資格がなくても参加可能で、航空業界への理解を深める機会となる。
航空業界の将来を担う人材育成に注力
プログラムでは、パイロットの具体的な業務内容だけでなく、その使命感や安全への想い、チームワークについて学ぶことができる。参加者は「知る/体験する」を通じて、一般には知られていない空の世界の魅力に触れられるという。
業務体験は夏と秋の2回開催される。夏タームは8月20日から27日、秋タームは10月5日から10日までの期間中に1日の実施となる。大学3年生以上は対面またはオンライン形式を選択できるが、学部1、2年生はオンライン形式のみの参加となる。
JALの自社養成パイロット制度の特徴は、入社前に特別な知識や操縦資格が不要な点だ。未経験者でも一からパイロットを目指せるため、「人・モノを繋ぐ架け橋になりたい」という夢を持つ学生にとって貴重な機会となっている。
参加希望者はJAL採用ホームページ内の「INTERNSHIP GATE」からエントリーする。エントリー期間は夏タームが4月25日から7月6日まで、秋タームが7月7日から8月31日までとなっている。なお、毎回多数の応募があるため、参加にあたっては選考が実施される。
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